カタログデータより
寸法及び重量:
全 長 | 4355mm |
全 幅 | 1610mm |
全 高 | 1385mm |
ホイールベース | 2580mm |
車両重量 | 1,110kg |
車両総重量 | 1,385kg |
エンジン形式:4サイクル,水冷SOHC直列4気筒
エンジン性能:
排気量 | 1766cc |
最高出力 | 100ps/5800rpm(DIN) |
最大トルク | 13.8kgm/4500pm(DIN) |
許容最高回転 | 6400rpm |
連続許容最高回転 | 6000rpm |
圧縮比 | 8.8 |
ボアxストローク | 89.0×71.0mm |
- トランスミッション:3速オートマチック(ZF 3HP-22)
- サスペンション
- フロント:マクファーソン ストラット
- リア:セミ トレーリング アーム,コイルスプリング
- ホイール及びタイヤ
- アロイホイール(5 1/2J x 13)
- チューブレスタイヤ(185/70HR13
02の血統を受け継ぐ初代3シリーズ
1975年7月,BMWは02シリーズの後継モデルである初代3シリーズをデビューさせた。 E21の開発コードをもつそのボディは2ドアであるが,02シリーズよりやや拡大され,ホイールベースも2563mmに延長された。それとともに車両重量の1010~1050kgに増加しているが, これは安全設計を取り入れたためもある。 特筆されるのは,室内のデザインで,センターコンソールの面をドライバー側に向け,ダッシュボード全体で運転席を取り囲むレイアウトが採られていた。これは以降のBMW各モデルに受け継がれていく。 メカニズムでは, ステアリング・ギアボックスがラック・アンド。ピニオン式に替わった点が特徴で,それ以外のエンジンや足廻りなどは,02シリーズのそれを継承しいている。バリエーションは316,318,320,320iの4種類が設定された。316の4気筒SOHCエンジンは排気量は1573ccで,パワーは90HPである。318/320のエンジンは5シリーズのものと同じである。 320iと320はヘッドランプは4灯であり,2灯の316/318と外観でも差別化が図られていた。 生産は1982年秋で完了し,2代目3シリーズ(開発コードE30)へと引き継がれた。 更に,1990年12月には,3代目3シリーズ(開発コードE36)となる現行モデルが登場している。
(参考:ワールド・カー・ガイド BMW, ネコ・パブリッシング)
センチュリーより高価だった初代3シリーズ
初代のE21型3シリーズは’75年の登場で,翌’76年に日本でも市販された(当時はバルコム貿易)が,318の価格は415万円。’81年にBMWジャパンが設立される直前の318iAは417万円。
この時のセンチュリーはCタイプが387.6万円。片や直4・1.8L,片やV8・3.4Lである。
ちなみに,現在のE36型318iは355万円。センチュリーは5Lとなり925万円。
(参考:MOTOR Magazine 1998-4)
まだまだ,ありますが,このくらいにしておきましょう。